小玉亮子教授編著の『幼小接続期の家族・園・学校』が出版されました。
小玉亮子教授編著の『幼小接続期の家族・園・学校』(2017年3月:東洋館出版社:A5判、142頁、本体2,500円+税)が出版されました。
本研究所の宮里暁美教授も執筆者として参加されています。
ご興味のある方は以下からご注文も可能です。
~ 目次~
<第1部> 社会変化と接続期
第1章 接続期における親と教師の連携-グローバル社会の中で問われる家族と学校
(小玉亮子)
1 連携と接続期
2 日本のナショナル・レベルにおける連携
3 グローバルな視点からみた連携
4 コーポレーションからパートナーシップへ
第2章 教育改革と接続期―〈新しい能力〉への社会的期待(加藤 美帆)
1 接続期への注目
2 能力観の変化と接続期
<第2部> 調査から見える接続期の親たち
第3章 接続期の親たちの期待と不安(清水美紀・加藤美帆・小玉亮子)
1 親の教育意識と個人化
2 調査の概要
3 接続期の親たちの期待と不安
4 接続期を経験して―親たちへのインタビューから
COLUMN 「親にとっての学校」または「パートナーとしての親(の関わり)」(谷水久美)
第4章 親と教師のコミュニケーション(小玉亮子・清水美紀・加藤美帆)
1 親のコミュニケーションの要求の高まり
2 接続期の親のコミュニケーションの状況
3 学校参加とコミュニケーション
4 コミュニケーションとパートナーシップの可能性
COLUMN カメがつないだ道(佐藤寛子)
第5章 接続期の親たちの教育参加にみる期待と不安(加藤美帆・小玉亮子・清水美紀)
1 接続期の親たちの「危機」
2 学校・幼稚園への親の参加―インタビュー調査から
3 親たちの接続期
4 現代の接続期
COLUMN 小学校「あおいプロジェクト」から私が学んだこと(岡田博元)
<第3部> 接続期の親と教師
第6章 親を支える・親に支えられる-子ども理解を中心において-(宮里暁美)
1 親との関わりの中で気づいたこと -出会いの中で学んだこと-
2 幼児期の教育において大切にしたい親への関わり
3 幼児期から学童期へ つなげていきたい親の気持ち
第7章 見え方が壁を越えれば -親の養育観、教師の教育観の変容-(浅川陽子)
1 帰国生に教えられて
2 親ボランティアを増やした小学1年生での取り組み
3 学習(授業)に親が参加する小学1年生での取り組み
4 親の養育観の変容-小学生の親になるということ-
5 子どもの「考える力」を育てる-接続期の家庭での取り組みのヒント-
6 学びの専門職をめざす教師たちの共同
<関連サイト>
小玉亮子研究室
文京区立お茶の水女子大学こども園
東洋館出版社