2019年6月8日 土曜日 13:30-16:40

6月講座「リーダーシップ実践/異文化コミュニケーション」

第1回 高田朝子氏(法政大学大学院 イノベーション・マネジメント研究科 教授)

テーマ:「貴女のリーダーシップのあり方を考える、作る」

 

本日の一番の目的は「自分を知ること」というお話から始まりました。マネジメントは「人とセット」であること、経営学の性質、世代やシステムの変化による組織とマネージャーの役割の変容、リーダーとして「どう振る舞うか」の大切さなどについて、講義が展開しました。

高田講師と受講者全員の自己紹介をはさんだ後は、なかなか心を揺さぶられるケースメソッドに、グループワークで挑戦しました(各グループから笑いがおこると共に、時折うめき声も上がっていました)。皆それぞれ、「自分は何に心を動かされるか」、「どんな理由によって自分は“決める”のか」など、「意思決定のクセ」を認識する糸口を見つけられたようです。ワークの後には、意思決定に関与する様々な要素について解説がなされ、「どういう風に自分は“動く”のか」を知っておくことの重要さが示されました。

塾生からは「“完全情報では意思決定できない”という言葉が心に残りました」、「自分自身を知るという事を行なったことがなかったので、とても興味深く楽しく過ごすことができました」などと感想をいただきました。

それでは次回も引き続き、「みなさんツメを磨きましょう」(高田講師の本日の言葉からお借りしました)。

文責 森 暁子(グローバルリーダーシップ研究所 特任アソシエイトフェロー)