2022年度の徽音塾第16回目の講義は、お茶の水女子大学 生活科学部 研究協力員の内藤 章江先生にご担当いただきました。全2回講義の前半です。

今回の講義では、塾生の氏名を明かさずに、カメラもマイクもオフの状態で講義と演習が進められました。塾生はZoomの入室時に名前を変更。Aさん、Bさん、Cさんとして名前を表示する代わりに、今日の講義内で呼んでほしい名前を他のメンバーに伝え、講義中はその名前でお互いを呼び合いました。あえて名前をふせたのは、事前情報を相手に伝えないためです。

グループワークでは、自己紹介の情報を少しずつ増やしていくことで、相手が自分に抱く印象がどのように変わるのかを検証しました。まずは、チャット機能を使って文字のみ。次に、マイクをオンにして音声を加え、最後にカメラをオンにして画像を加え、お互いの自己紹介の印象を評価し合いました。ただし、これはグループ内のみの議論です。次回は、参加者全員の前でマイクとカメラをオンにして自己紹介し、印象評価のディスカッションを行います。情報の発信の仕方や表現方法によって、印象が大きく変化することを実感することができるでしょうか。