2017年6月17日 13:30‐16:40
吉田 友子 氏(慶應義塾大学 商学部 教授)
「多様性対応コミュニケーション」第2回
吉田友子講師による2回目の授業は、前回の振り返りから始まりました。塾生から提出されたリアクションペーパーについて、そこに書かれていた質問にこたえながら、異文化に接した時に生じるストレスへの対処法などを先行研究の紹介とともに具体的に示されました。
その後、異文化トレーニングのスキルを中心とした今回の主要テーマに入りました。授業の前半では、文化摩擦の生じている状況の分析手法Describe Interpret Evaluate(D.I.E.)が取り上げられ、吉田講師の説明の後に、塾生が2グループに分かれて、各自が自分の体験を例にD.I.E.を行うワークが行われました。
授業の後半では、ホフステードによる文化の次元の分類が説明されました。塾生は再び2グループに分かれて、寸劇でその文化次元を表現し、相手のグループに分析させるというワークが行われました。
塾生からは「先生の授業スタイルが斬新で、今後の仕事でもプレゼンや人に伝える方法を学べました。」「講義では実際は同じ文化で、共感共有できる女性ばかりでしたので楽しく学べましたが、実際はもっとハードだろうなあと、そのためにもっと学びたいと思いましたので、本を読んでみようと思います!」などの感想が寄せられました。
(文責:小濵聖子(グローバルリーダーシップ研究所特任リサーチフェロー))