オンライン特別講義(6月~8月)最終回「女性のエンパワーメントとリーダーシップ」
近藤 美樹氏(Value & Vision LLC 執行役員 人材育成・組織開発コンサルタント)
「これからの、女性のリーダーシップ~グローバルとローカルの視点から~」
オンライン特別講座(6月~8月)の最終回は、近藤先生がご登壇されました。徽音塾の講義を長年ご担当下さっています。
今回は「女性リーダーシップ」について考え、女性リーダーの活躍のチャンスと、そのチャンスを生かすためのヒントについて講義が行われました。
コロナ禍でより混迷するVUCAワールド(これまでの常識が通用しない先の見えない世界)におけるリーダーシップの在り方について、キーパーソンを取り上げながら実際の事例を考えました。学びと成長を促進する3つのキーワードが挙げられ、中でも重要な「Active Agent(主体的な行為者)」になるにはどうしたら良いのか、繰り返し考えました。
中でも塾生が深く考えさせられたのは、「女性に固有の課題と、課題克服のヒント」についてです。そもそも女性活躍を阻む課題について共有した上で、克服のヒントが示されました。
交流会では「女性に固有の課題のなかで共感するものは?」「実践してみたい『克服のヒントは?』」という2つの問いを投げかけながら、ディスカッションが行われました。
塾生からはこれまでの自分の経験談について積極的な発言があり、「今までの自分の経験を近藤先生の話に照らし合わせたら納得しました。」など感想が相次ぎました。発言が控えめな方はチャットで意見や感想を書き込み、参戦してくださいました。
塾生からは以下のような感想が寄せられました。
「昨年度も受講させていただきましたが、この1年で結婚出産育児と経験したことで、より主体的に自分事として参加することができ、また、自分自身の変化や成長に気付くことができました。モヤモヤバスターの先生に今年も助けていただき、心が晴れやかになりました。」
「沢山の新しいキーワードに触れ、職場の同僚達にも、アクティブエージェントの概念を共有、実践したいと思いました。」
「お話を伺って、自己評価が低く自分から手を挙げないのが自分の課題と認識できたので、今後は意識して行動することで実力と自信をつけて、数年後にはリーダーとして活躍できるようになりたいと思います。」
最後に近藤講師から「課題を克服するためには、自分が手を挙げて、できることから取り組みましょう!」と力強い励ましをいただきました。
(文責:特任アソシエイトフェロー 林 有維)