講座案内(2019年度春学期)


春学期 5月:女性のエンパワーメントとリーダーシップ

広瀬 晴子

「海外の第一線で家庭と元気を大事にしながら、リーダーとして働いた秘訣は?」 5.11(土)
広瀬 晴子 [お茶の水女子大学 学長特別顧問]

【プロフィール】1969年東京大学心理学科卒、米国スタンフォード大学工学部OR学科修士。人事院、経済企画庁を歴任。1992年にUNESCO本部の公募に応募し、人事局長としてパリに赴任、その後2002年にUNIDO事務局次長としてウィーンに勤務。2006年に在モロッコ王国特命全権日本大使として赴任。2010年に帰国後2013年から東京工業大学グローバルリーダー教育院特任教授、2017年4月からお茶の水女子大学理事、2016年よりS&B食品社外取締役、2018年より日機装社外取締役、2014年より日本モロッコ協会会長。


【講義内容】私は日本政府での行政経験を経て、UNESCO、UNIDOといった国際機関で多国籍の人達をマネージしながら仕事をして来て、その後日本を代表する大使としてモロッコで働きました。その中で、2人の子供を夫、両親を始め様々な人の助けを借りながら育て、振り返ってみれば種々な工夫をして家庭生活と仕事のバランスを取ることで元気に楽しく(もちろん沢山苦労もしつつ(笑))働いてきたように思います。皆さんが自分らしく元気に働き、キャリアデザインを築いていけるように、私のケースをお話しし、女性の活躍の必要性、海外での労働環境も紹介しようと思います。(キーワード:キャリアデザイン、ダイバーシティ、ワークライフバランス、グローバル、女性の活躍促進)

パク・スックチャ

「ダイバーシティとワークライフバランスについて学ぶ」 5.18(土)
パク・スックチャ [アパショナータ, Inc. 代表&コンサルタント]

【プロフィール】米国ペンシルバニア大学経済学部BA(学士)、シカゴ大学MBA(経営学修士)取得。米国と日本で米国系企業に勤務後、日本に戻り米国系運輸企業に入社。同社にて日本・香港・シンガポール・中国など、太平洋地区での人事、スペシャリストおよび管理職研修企画・実施を手がける。2000年に退社し、日本で最初にワークライフバランスを推進するコンサルタントとして独立。ダイバーシティの専門家として、多様な人材マネジメントと受容的環境構築(インクルージョン)への意識・風土改革及び教育研修に携わる。専門: ダイバーシティ(多様性)、無意識の偏見(アンコンシャスバイアス)、ワークライフバランス、テレワーク(在宅勤務)


【講義内容】ダイバーシティとワークライフバランスが重要になった背景について学び、女性の活躍や両立施策について日本と海外を比較しながら、意識や働き方などに関わる日本特有の女性活躍に関する課題への理解を深めます。また、自身が上司になった時の適切な多様な人材のマネジメントのポイントややり方等も学びます。受講者同士のディスカッションにより、多様な意見を交換し、視野を広げましょう。(キーワード:ダイバーシティ、ワークライフバランス、働き方、海外事情、女性の活躍)

近藤 美樹

「これからの、女性のリーダーシップ~グローバルとローカルの視点から~」 5.25(土)
近藤 美樹 [Value & Vision LLC 執行役員 人材育成・組織開発コンサルタント]

【プロフィール】ボストンコンサルティンググループ、日本ロレアルの人事マネジャーとして10数年にわたり、人材育成・組織開発に従事。2010年に独立後、企業や教育機関に対し、ひとの意識・行動を変える研修、組織の仕組み・風土を変えるコンサルティングを行う。直近では、グローバルで活躍できる人材の育成、女性のリーダーシップ開発、ダイバーシティ&インクルージョンの推進に注力。シドニー大学大学院ヒューマンリソースマネジメント・コーチング(心理学)修士(MA with Merit)。IMDビジネススクールStrategies for Leadership修了。青山学院大学文学部フランス文学科卒業。


【講義内容】急速な社会情勢の変化の中で、女性リーダーの活躍のチャンスが拡がっています。当講座では、グローバルとローカルの視点から、女性リーダーの活躍のチャンスを紹介し、チャンスをつかむために求められるリーダーシップのあり方を考えていきます。また、最新のリサーチやさまざまな事例をもとに、女性がリーダーシップを発揮するうえで直面する代表的な課題と、実践的な課題克服のヒントを提示します。双方向レクチャーやディスカッションを採り入れ、受講者が問題意識をもち主体的に学ぶ場を提供します。(キーワード:俯瞰力、グローバル視点)

篠塚 英子

「なぜ女性は政治・経済の分野から遅れているのか?」 6.1(土)※開催月日に注意
篠塚 英子 [お茶の水女子大学 名誉教授、島根大学 監事(非常勤)、小松製作所 社外監査役、日本証券金融 社外取締役、ライフネット生命 社外取締役など]

【プロフィール】1965年武蔵大学経済学部卒業、社団法人日本経済研究センター入社。お茶の水女子大学家政学部助教授、教授。日本銀行審議委員、お茶の水女子大学(再就職)文教育学部教授、定年退職後、日本司法支援センター(法テラス)理事、人事院人事官。現在お茶の水女子大学名誉教授。専門分野:労働経済学、金融政策、ジェンダー論。主著『日本の女子労働』『日本の雇用調整』等。総務省統計審議会委員、商学博士(慶應義塾大学)。


【講義内容】これまで本塾の講師を第1回から担当してきたが、受講生からの最初に受けた新鮮なインパクトは年々薄れてきたように感じる。個人の問題なのか。社会変化に問題があるのか。私自身がさまざまな組織で働いてきた経験から、経済、政治、グローバル社会の変容と女性のエンパワーメントについて、皆さんと議論する材料を提供したい。(キーワード:政治・経済の仕組みを知る)

春学期6月:リーダーシップ実践/異文化コミュニケーション

高田 朝子

「貴女のリーダーシップのあり方を考える、作る」 6.8(土)/6.15(土)
高田 朝子 [法政大学大学院 イノベーション・マネジメント研究科 教授]

【プロフィール】モルガン・スタンレー証券会社勤務を経て、サンダーバード国際経営大学院国際経営学修士(MIM)、慶應義塾大学大学院経営管理研究科経営学修士(MBA)、同博士課程修了。経営学博士。専門分野:組織行動 リーダーシップ 女性総合職並びに後継者研究。


【講義内容】リーダーシップのあり方は千差万別です。この授業ではディスカッションを通じて貴女なりのリーダーシップについて様々な角度から考えます。授業はケースメソッドで行われます。ケースを自ら考え、グループで考え、そして皆で考えることで、自分なりのリーダーシップを見つめ直します。受講生は事前課題のケースをよく読み込んで自分だったらどう意思決定し行動するのか、様々な立場に身を置き考えることが求められます。(キーワード:リーダーシップ、意思決定)

吉田 友子

「多様性対応コミュニケーション」 6.22(土)/6.29(土)
吉田 友子 [慶應義塾大学 商学部 教授]

【プロフィール】1991年にEast-West Centerの研究員、1993年にSheraton Hotel HawaiiのTraining Directorを経て1996年に慶應義塾大学商学部に着任。現在、教授。1991年にシラキュース大学大学院修士号取得、2005年にハワイ大学大学院博士号取得。専門分野:異文化コミュニケーション、文化心理学。


【講義内容】異なる文化背景の人々とのコミュニケーションの際、言葉が通じても文化の差による勘違いや摩擦が起きることが多々ある。逆にその勘違いや摩擦から得るものも大きい。ビジネスリーダーは多様性を積極的に活用し効果を上げなければならない。この授業ではディスカッションや疑似体験等を通して、異文化接触を体験的に学んでもらい、感受性を高める。受講生の積極的かつ主体的な参加が求められる。(キーワード:ネットワーク構築、コミュニケーション、異文化理解)

※講座内容、講師については、予告なく変更する場合があります。ご了承ください。
※講師の所属・役職等は、2018年3月時点のものです。