講座案内(2016年度春学期)


春学期 5月:女性のエンパワーメントとリーダーシップ(2016年5月7日、14日、21日、28日)

iwata2015

「女性はもっと活躍できる」 5.7(土)
岩田 喜美枝 [公益財団法人21世紀職業財団 会長]

【プロフィール】1947年生まれ。1971年東京大学教養学部卒。1971年労働省入省。厚生労働省雇用均等・児童家庭局長を最後に03年退官。03年株式会社資生堂に入社。08年代表取締役副社長に就任。12年7月から顧問。12年3月からキリンホールディングス株式会社社外監査役。12年7月から日本航空株式会社社外取締役。12年7月から公益財団法人21世紀職業財団会長。現在の公職としては男女共同参画会議、東京都監査委員。


【講義内容】1人の働く女性としての私自身の経験や、労働省での行政経験、さらには、資生堂等の企業で経営者として取り組んできたことを踏まえて、企業における女性の活躍推進をテーマにお話をします。女性のさらなる活躍が必要である理由や活躍推進のための企業の課題を一緒に考えるとともに、先輩として参加者の皆様に、仕事と家庭責任との両立、キャリアアップ、リーダーシップのとりかた等についてアドバイスをしたいと思います。
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nakabayashi2015

「グローバル社会では女性のリーダーシップが必要だ」 5.14(土)
中林 美恵子 [早稲田大学 グローバル・リーダーシップ・プログラム アソシエイトディレクター、留学センター 准教授]

【プロフィール】早稲田大学准教授(グローバル・リーダーシップ・プログラム)。元衆議院議員。アメリカ連邦議会・上院予算委員会補佐官(米国家公務員)として約10年間にわたり米国家予算編成を担った後、2002年に帰国し(独)経済産業研究所研究員、財務省・財政制度等審議会をはじめとした公職、および衆議院議員(2009~2012)を経て、2013年より現職。著書に『グローバル人材になれる女性(ひと)のシンプルな習慣』等。


【講義内容】日本での女性のリーダーシップについて、グローバルな視点から考えます。グローバル人材の基礎的な要件を振り返るとともに、世界の動向と日本のギャップに目を配り、なぜ女性のリーダーシップが必要なのか、政治や政策を含めて考察します。女性の活躍は政治参加によって高まり、それが徐々にマクロ経済にも影響を及ぼすといわれます。考えを深めるにあたり、双方向レクチャーやグループディスカッションを含めます。
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kakuda2015

「ダイバーシティ社会におけるワーキングマザーの働き方実践」 5.21(土)
角田 仁美 [株式会社NTTデータ 法人コンサルティング&マーケティング本部 コンサルティング部 課長代理]

【プロフィール】大阪府出身。2002年株式会社NTTデータ入社。会計・経営分析、サプライチェーンマネジメント業務のコンサルティング・システム開発に携わる。現在はグローバル製造業のお客様を担当するコンサルタントで、2歳・6歳の二児の母。 専門分野:会計・経営分析、サプライチェーン最適化・見える化、などの業務・ITシステム。


【講義内容】女性活躍推進が謳われダイバーシティが進む中で、自らのキャリアと出産・子育てなどのライフイベントとのバランスはどうすればよいのか。ワークライフバランスと言われる中、実際にはどうやって両立しているのか。IT業界で子育てしながらグローバル顧客を担当する講師の事例を参考に、日々悩みながらも自らの将来をステップアップさせるアクションの取り方を知り、ディスカッションを交えながら働き方を考えてみましょう。
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sinotsuka2015

「女性のエンパワーメント発揮のために政治経済に目を向ける」 5.28(土)
篠塚 英子 [お茶の水女子大学 名誉教授、人事院 顧問、小松製作所 社外監査役、日本証券金融 社外取締役]

【プロフィール】1965年武蔵大学経済学部卒業、社団法人日本経済研究センター入社。1987年、お茶の水女子大学家政学部助教授。 日本銀行審議委員、お茶の水女子大学(再就職)文教育学部教授、定年退職後、日本司法支援センター(法テラス)理事、 人事院人事官。現在お茶の水女子大学名誉教授、人事院顧問。専門分野:労働経済学、金融政策、ジェンダー論。 主著『日本の女子労働』『日本の雇用調整』等。総務省統計審議会委員、商学博士(慶應義塾大学)。


【講義内容】①女性が社会の中でリーダーシップをとれるようになるためには、自分から何かに挑戦することが必要。②個人的体験からいえば現在の政治・経済の仕組みを知り、それが何故いま起きているのかを過去の歴史も含めて学ぶことは欠かせない。③現在、非常勤だが企業経営の幹部の立場にいることから、女性管理職者との対談から得た感想を伝え、受講者の反応を知りたい。
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春学期6月:異文化コミュニケーション/リーダーシップ(2016年6月4日、11日、18日、25日)

yoshida2015

「多様性対応コミュニケーション」 6.4(土)/6.11(土)
吉田 友子 [慶應義塾大学 商学部 教授]

【プロフィール】1991年にEast West Centerの研究員、1993年にSheraton Hotel HawaiiのTraining Directorを経て1996年に慶應義塾大学商学部に着任。現在、教授。1991年にシラキュース大学大学院修士号取得、2005年にハワイ大学大学院博士号取得。専門分野:異文化コミュニケーション、文化心理学。


【講義内容】異なる文化背景の人々とのコミュニケーションの際、言葉が通じても文化の差による勘違いや摩擦が起きることが多々ある。逆にその勘違いや摩擦から得るものも大きい。ビジネスリーダーは多様性を積極的に活用し効果を上げなければならない。この授業ではディスカッションや疑似体験等を通して、異文化接触を体験的に学んでもらい、感受性を高める。受講生の積極的かつ主体的な参加が求められる。
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「貴女のリーダーシップのあり方を考える、作る」 6.18(土)/6.25(土)
高田 朝子 [法政大学大学院 イノベーション・マネジメント研究科 教授]

【プロフィール】モルガン・スタンレー証券会社勤務を経て、サンダーバード国際経営大学院国際経営学修士(MIM)、 慶應義塾大学大学院経営管理研究科経営学修士(MBA)、同博士課程修了。経営学博士。 専門分野:組織行動 リーダーシップ 女性総合職並びに後継者研究。


【講義内容】リーダーシップのあり方は千差万別です。この授業ではディスカッションを通じて貴女なりのリーダーシップについて様々な角度から考えます。授業はケースメソッドで行われます。ケースを自ら考え、グループで考え、そして皆で考えることで、自分なりのリーダーシップを見つめ直します。受講生は事前課題のケースをよく読み込んで自分だったらどう意思決定し行動するのか、様々な立場に身を置き考えることが求められます。
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※講座内容、講師については、予告なく変更する場合があります。ご了承ください。
※講師の所属・役職等は、2016年3月時点のものです。

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