第49回リケジョ-未来シンポジウム(ハイブリッド開催)
- 『教えるとは希望を語ること 学ぶとは誠実を胸に刻むこと』 村山友理(情報科学)/ 東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 助教
- 『好きこそ物の上手なれ!』 石川千秋(食物栄養学) 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構食品研究部門 研究員
2015年9月に56名の参加者をお迎えし、リケジョ-未来シンポジウムの幕開けとなりました。それから、あっという間に10年余りの月日が流れました。長い歴史の中で、コロナ禍に突入し、1年近く開催ができないという期間もありました。このクライシスを乗り越え、2021年2月に151名の参加者をお迎えし、オンラインシンポジウムとして復活しました。その後、2022年6月の第33回からハイブリッドで開催し、現在に至ります。オンラインの導入により、日本全国から、気軽にご参加いただけるようになりました。
リケジョ-未来シンポジウムは、社会で活躍している理工系女性が、理工系に進学したきっかけ、大学・大学院時代の学び、現在の仕事などについて講演を行います。理工系で学んだ先輩たちの経験談を聞いてみたいという中高生や保護者・教員の皆さまの思いは、10年前も今も、変わることはありません。そして、これまでの人生の軌跡を語ることで後輩たちの理工系進学をサポートしたいという講演者たちの熱い思いも、変わりません。変化の激しい時代にあっても、先輩たちからの温かい眼差しに支えられ、後輩たちはバトンを受け継いでいきます。
お茶の水女子大学大塚キャンパスで開催するリケジョ-未来シンポジウムは、2025年4月27日(日)に第50回の開催を予定しています。このアニバーサリーシンポジウムは、お茶の水女子大学が2025年に創立150周年を迎えることから、創立150周年記念事業の一つとして、スペシャルな企画といたしました。この節目に、リケジョ-未来シンポジウムの特設サイトを新たに作成し、皆様にお届けすることにいたしました。私たちは、これからも、中高生や保護者・教員の皆さまのご要望に寄り添いながら、リケジョ-未来シンポジウムを企画していきます。
2025年3月