講座案内(2017年度春学期)


春学期 5月:女性のエンパワーメントとリーダーシップ

iwata2015

「女性はもっと活躍できる」 5.13(土)
岩田 喜美枝 [公益財団法人21世紀職業財団 会長]

【プロフィール】1947年生まれ。1971年東京大学教養学部卒。1971年労働省入省。厚生労働省雇用均等・児童家庭局長を最後に03年退官。03年株式会社資生堂に入社。08年以降、同社代表取締役副社長、顧問を歴任。12年3月からキリンホールディングス株式会社社外監査役。12年7月から日本航空株式会社社外取締役。12年7月から公益財団法人21世紀職業財団会長。16年4月から株式会社ストライプインターナショナル社外取締役。現在の公職としては男女共同参画会議、東京都監査委員。


【講義内容】1人の働く女性としての私自身の経験や、労働省での行政経験、さらには、資生堂等の企業で経営者として取り組んできたことを踏まえて、企業における女性の活躍推進をテーマにお話をします。女性のさらなる活躍が必要である理由や活躍推進のための企業の課題を一緒に考えるとともに、先輩として参加者の皆様に、仕事と家庭責任との両立、キャリアアップ、リーダーシップのとりかた等についてアドバイスをしたいと思います。
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「6Kライフのマネジメント実践術~男性会社員の仕事、子育て、家事、介護、看護、子ども会~」 5.20(土)

※7.8(土)開催

渥美 由喜 [ダイバーシティコンサルタント(株式会社東レ経営研究所 主任研究員)]

【プロフィール】1992年東京大学卒業。複数のシンクタンクを経て、2009年(株)東レ経営研究所に入社。これまでに海外10数ヶ国を含む、ワーク・ライフ・バランス・ダイバーシティ先進企業、国内800社、海外150社を訪問ヒアリングし、4,000社の財務データを分析。また、コンサルタント、アドバイザーとして実際にワーク・ライフ・バランスやダイバーシティに取り組む企業の取組推進をサポート。プライベートでは2児を育てており、介護にも奮闘している。


【講義内容】講師自身のキャリアデザインを踏まえて、それぞれの職場で取り組む「ワーク・ライフ・バランス」を見直す。男女問わず、職場における様々な選択肢の増加により生ずる悩みについて、課題解決の糸口を提供したい。具体的には、経営戦略としてのダイバーシティの重要性、業務マネジメントにおけるワーク・ライフ・バランスの重要性、男性の共同参画、女性力を生かすためのスキルや工夫、女性活躍支援とWLBの関係などについて、ディスカッションを交えながら講義を行う。
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吉田大樹

「父親目線の働き方改革と子育て支援の必要性」 5.20(土)
吉田大樹 [労働・子育てジャーナリスト/NPO法人グリーンパパプロジェクト代表理事]

【プロフィール】日大院修了(政治学専攻)。元労働専門誌記者。これまで内閣府子ども・子育て会議委員、厚労省イクメンプロジェクト推進委員会委員、内閣府「地域少子化重点推進交付金」審査員などを歴任。3児の父親。 専門分野:父親の子育て支援、働き方・生き方支援


【講義内容】男性(父親)が置かれている労働環境やそこに付随する社会的背景を探りながら、ワーク・ライフ・バランスなどの働き方改革の必要性について理解を深めます。また子育て支援制度についても学んでいきます。授業は、グループワークを取り入れながら、主体的に問題を解決できるように進めていきます。
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「ドメから始めるグローバル ─誰もが活かせるグローバル視点」 5.27(土)
伊藤久美 [フォー・ユー・ライフケア株式会社 取締役]

【プロフィール】ソニー株式会社、専業主婦、契約社員を経て日本IBM株式会社に入社。2009年米国本社に赴任し、帰国後GEヘルスケア・ジャパン株式会社にてチーフ・マーケティング・オフィサーに着任後現職。一児の母。共著に『ものコトづくり』等。講演多数。


【講義内容】グローバル人材が必要だとよく言われますが、自分には無理、無関係だと思う方も多いはず。でも実際は日系、外資系にかかわらずほんの小さなことからグローバル視点を自分のキャリアに活かすことができます。講義に加え、自分ワーク+グループワークを通じてあなたなりの「今から始める」を持って帰りましょう。
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sinotsuka2015

「女性のエンパワーメント発揮のために政治経済に目を向ける」 6.3(土)※開催日に注意
篠塚 英子[お茶の水女子大学 名誉教授、人事院 顧問、小松製作所 社外監査役、日本証券金融 社外取締役]

【プロフィール】1965年武蔵大学経済学部卒業、社団法人日本経済研究センター入社。1987年、お茶の水女子大学家政学部助教授。 日本銀行審議委員、お茶の水女子大学(再就職)文教育学部教授、定年退職後、日本司法支援センター(法テラス)理事、 人事院人事官。現在お茶の水女子大学名誉教授、人事院顧問。専門分野:労働経済学、金融政策、ジェンダー論。 主著『日本の女子労働』『日本の雇用調整』等。総務省統計審議会委員、商学博士(慶應義塾大学)。


【講義内容】①女性が社会の中でリーダーシップをとれるようになるためには、自分から何かに挑戦することが必要。②個人的体験からいえば現在の政治・経済の仕組みを知り、それが何故いま起きているのかを過去の歴史も含めて学ぶことは欠かせない。③現在、非常勤だが企業経営の幹部の立場にいることから、女性管理職者との対談から得た感想を伝え、受講者の反応を知りたい。

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春学期6月:異文化コミュニケーション/リーダーシップ

yoshida2015

「多様性対応コミュニケーション」6.10(土)/6.17(土)
吉田 友子 [慶應義塾大学 商学部 教授]

【プロフィール】1991年にEast West Centerの研究員、1993年にSheraton Hotel HawaiiのTraining Directorを経て1996年に慶應義塾大学商学部に着任。現在、教授。1991年にシラキュース大学大学院修士号取得、2005年にハワイ大学大学院博士号取得。専門分野:異文化コミュニケーション、文化心理学。


【講義内容】異なる文化背景の人々とのコミュニケーションの際、言葉が通じても文化の差による勘違いや摩擦が起きることが多々ある。逆にその勘違いや摩擦から得るものも大きい。ビジネスリーダーは多様性を積極的に活用し効果を上げなければならない。この授業ではディスカッションや疑似体験等を通して、異文化接触を体験的に学んでもらい、感受性を高める。受講生の積極的かつ主体的な参加が求められる。

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「貴女のリーダーシップのあり方を考える、作る」 6.24(土)/7.1(土)※開催日に注意
高田 朝子 [法政大学大学院 イノベーション・マネジメント研究科 教授]

【プロフィール】モルガン・スタンレー証券会社勤務を経て、サンダーバード国際経営大学院国際経営学修士(MIM)、 慶應義塾大学大学院経営管理研究科経営学修士(MBA)、同博士課程修了。経営学博士。 専門分野:組織行動 リーダーシップ 女性総合職並びに後継者研究。


【講義内容】リーダーシップのあり方は千差万別です。この授業ではディスカッションを通じて貴女なりのリーダーシップについて様々な角度から考えます。授業はケースメソッドで行われます。ケースを自ら考え、グループで考え、そして皆で考えることで、自分なりのリーダーシップを見つめ直します。受講生は事前課題のケースをよく読み込んで自分だったらどう意思決定し行動するのか、様々な立場に身を置き考えることが求められます。
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※講座内容、講師については、予告なく変更する場合があります。ご了承ください。
※講師の所属・役職等は、2017年3月時点のものです。

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